木の芳香性と新たに見せる木の持つ力を最大限に活かした新しい技術 Wスリット工法(特許出願中・実用新案申請)
一枚板に加工

素材は、全て国産材を使用。一枚の無垢材に両面から多数の切れ込み(スリット)を入れた工法です。
用途に合わせスリットの方向性が違い、縦横と交差させながら切れ込みを入れることにより空隙ができ、通気性・透光性の性質を新たに生みだしました。
木の香りをより引き出し、最大限に活かす
何も加工していない板材に比べ、切れ込み(スリット)を入れることにより、木材の表面積を拡大させ、芳香の持続性をもたせました。
また本来、木の持つ優れた効果(リラックス効果・防虫効果・消臭効果・防臭効果・抗菌効果・調湿効果)の特性が最大限に発揮されます。
天然の木の温もりと香りが現代人に優しくなじみ、よりよい快適空間を作り出します。

材に弾力が増す

材に両面から縦横に切れ込みを入れることにより、木がしなやかにたわみ、頑丈なのが特長です。
材に弾力を持たすことにより、床材や壁材・マットなど商品販路の開拓に新たな方向性が見えてきます。
弊社は、この木の優れた効果を最大に引き出す「Wスリット工法」の開発を通じ、子供からお年寄りまで安らぎある暮らしと健康に適したもの造りに今後とも突き進みます。 素材は、全て国産材を使用。一枚の無垢材に両面から多数の切れ込み(スリット)を入れた工法です。 用途に合わせスリットの方向性が違い、縦横と交差させながら切れ込みを入れることにより空隙ができ、通気性・透光性の性質を新たに生みだしました。



試料は全て心材で、建具として利用されることを考慮し、木口面は被覆してあります。Wスリット加工前に試料からの放散量を測定し、試料の約半数にWスリット加工を施した後、Wスリット加工材と無処理材からの放散量を測定しました。
試料数
ヒノキ: Wスリット加工材 7,無処理材 7
スギ: Wスリット加工材 8,無処理材 5
アスナロ: Wスリット加工材 6,無処理材 6
放散成分分析:SPME法
島根大学総合理工学部材料プロセス工学科
柴田啓央、加藤定信